なりたい自分になるために必要なこと

コンプレックスを解消するには
時間をかけて厳しい試練を突破する必要がある。
と思うことはありませんか?

長年、多くの受講生さんとレッスンをしてきて
顔は心とつながっている
と感じる経験をたくさんしてきました。

実際のところ
表情筋が衰えていて笑えないと言う
運動機能が原因で笑えない受講生さんよりも

何らかの心的要因で笑えない人の方が多く
「心の問題で笑えないと分かっているけれど受講してもいいですか?」
と言う問い合わせもたくさんいただきます。

 


不自然な笑顔になってしまう。

口角の高さや目の大きさが左右違う。
顔が歪んでいる。

などの顔の問題は、表情の癖によってつくられます。


このような、
生まれてから自然と身についた
表情の”癖”を改善するには、
時間がかかる場合があります。


でも、ここでポイントとなるのは

改善するのに時間がかかるからと言って
必ずしもそれは厳しい道のりではない、ということです。

 

「人と話をする時に緊張していまい、笑顔で会話をすることが出来ない。」
と言う方から

このような質問をされたことがあります。

 

「印象改善の練習として、笑顔で知らない人に声を掛けるなどの訓練をすることはありませんか?」
もちろん、印象改善レッスンでそのような訓練をすることはありません。

 

ですが、このように思われる方がいらっしゃるということは、
自分が心の底から自然と笑えるようになるということが、
「難しいこと。厳しい試練を乗り越えなければ叶えられないこと。」
と捉えられているのではないかと思いました。

 

私のレッスンでは以下のようなことを行い、
笑顔が恥ずかしいと思う方や、苦手な人でも、
少しずつ自然と笑えるようにサポートいたします。

 

Step1.
表情筋の運動を行い、筋肉を本来の状態に戻す

顔の左右左は、表情筋の使い癖によって発生します。
筋肉を左右均等に使えるように、
表情筋の筋力や柔軟性を取り戻すことで
左右左や歪みを改善してゆきます。

笑顔を作るための筋肉の機能が衰えている場合には
その機能を回復させることで
綺麗な笑顔の形が作れるようになります。

 

Step2.
笑うことは顔の筋肉を使っているだけと思うようにする

表情筋の筋力や柔軟性を取り戻し
運動機能的に笑える状態になっても
笑うことをためらい笑えない場合があります。

例えば、昨日まで笑わなかった自分が
ある日突然笑い始めたら周りの人はどう思うだろうか。
と不安になることがあります。

このような場合、笑っていると思うのではなく
顔の筋肉を動かしているだけと思うことで、
周囲の目を気にしすぎなくなり
無理なく自然に笑うことができるようになります。

 

Step3. 
“楽しいから”笑っているだけ、と思うようにする

自分の笑顔が好きになれない人や、
他人の目が気になって笑えないと言う人からよく聞く悩みが
自分の笑顔に違和感を感じて笑えない。
と言う悩みです。

自分の笑顔に違和感を感じたら、
“楽しいから”笑っているだけ、
と思うようにしてください。

つまり、“笑おう”。
と意識的に笑うのではなく、
何かをすることが自分にとって楽しい。
心が動いたから笑ってる。
人からどう思われようと関係なくただ笑う。
という感覚です。

 

人間関係を変えたり、仕事を変えたりすることは簡単にはできません。
でも、表情筋を時間をかけてゆっくり改善することは難しくありません。
身体の筋肉トレーニングをするのと同じように、
顔の筋肉もトレーニングをすることで上手に使えるようになります。

 

難しい試練を突破しなければならない。
という考えを
いったん取っ払ってみると、
自分がなりたい姿に近づくことは
意外と簡単だと言うことに気づくかもしれません。