なぜ筋トレをすると若々しくなるのか

運動嫌いは 老けを加速させる

テレビ番組で草笛光子さんが「輝き続ける秘訣は“筋肉”」とおっしゃっていたのを拝見しました。説得力があるおすがた。私も80歳を超えた時に自信をもってそう言えるように、日々コツコツと大切に積み上げていきたいと思いました。


※サワコの朝より

今でこそ、顔も体も積極的に動かす生活をしている私ですが、学生の頃は運動嫌いの面倒くさがり屋でした。走ると疲れて損をする。運動なんて汗をかくし疲れるだけで、何一ついいことはない!と本気で思っていました。

そんな当時の私は、今より10㎏以上太っていて、メリハリのない体。すぐに疲れる。立ちくらみもする。体の内も外も良い状態ではなかったんです。実年齢より老けていました。

 

しかし、ダンスが好きだったことでエアロビクスを始めた事が転機となりました。体つきが変わり、健康になりました。
エアロビクスインストラクターになってからは、体を動かす事の良さを知っただけでなく、学術的に運動効果を知ることになり「運動は絶対にやった方が良い!!」と言う考えに変わりました。

この経験があったので、顔の衰えを感じ始めた時に、顔も体のように運動をすれば若々しくなれるはず!と思い表情筋トレーニング フェイスニングを始めることにしました。フェイスニングを始めてからは「体だけでなく、顔こそ運動をするべき!!」と思うほど、変化の大きさに驚きました。

 

なぜ 筋トレすると若々しくなるのか?

実は、トレーニングをすると外見が若々しくなるだけでなく、内側から若返っていくんです。それこそがトレーニングの最大のメリット!エステや化粧品では得られない素晴らしい効果です!

 

若い頃の筋肉は、柔らかく弾力があり、張りがあり、太くて力もあります。

筋肉が柔らかいので、動きが滑らかでイキイキとした表情を作ることが出来ます。

筋肉に張りがあるので、ホホ、口元、目など全てにハリがあり、シワもなく若々しい印象です。

力があるため、顔全体が引き上がっています。目はパッチリと開き、口角も上ホホも自然に上がるので、笑顔もキレイです。

内側に付いている筋肉の質が良い状態なので、外見も若々しく見えます。若さは内側から作られているんですね。

 

しかし残念なことに、筋肉は20代前半をピークに徐々に衰えていき、気がつかぬうちに体の内側でジワジワと老化が進行していきます。

 

加齢と共に衰えた筋肉は、硬く弾力がなくなり、張りが失われ、細く力が弱くなります。

筋肉が硬くなることで、動かしにくくなり表情が硬くこわばるようになります。

弾力や張りが失われることで、お肌のハリが失われたように感じ、シワやタルミが目立つようになります。

力が弱くなるたことで、上に引き上げる力が弱まり、顔全体が下がっていきます。目は小さくなり、ホホはゆるみ、口角は下がり上手く笑えなくなり、フェイスラインはシャープさを失います。

内側に付いている筋肉の質が変化した事で、外見も変化していきます。これが老化の原因です。

 

しかし!諦めてはいけません‼️大きな救いは「筋肉は、年齢に関係なく使えば発達する」と言う性質があることです。「もう年だから遅い。」とか「今更運動をしても間に合わない。」と言う事は決してありません。トレーニングを始めるのに年齢制限はありません。何歳から始めても必ず効果は現れます!

 

そして、筋肉は積極的に使うと、使わない筋肉に比べ、衰える速度が緩やかになると言う性質があります。

だからトレーニングを継続していけば、質の良い筋肉を長く維持し続けていくことができます。衰えをゼロに食い止めることはできませんが、トレーニングを続けることで、老化の進みを緩やかにする事は可能です。地道にトレーニングを続けた人と、そうでない人とでは、明らかな違いがあるのです。

 

筋トレで若々しくなることは、見た目を若々しくするだけでなく、土台となる筋肉の質を改善する事で、内側から若々しくなるという事なのです。