なぜ、笑えない?無表情がこわい?
おはようございます。
今朝は「美空ひばり」武道館ライヴ♪を聞きながら掃除洗濯等々。
ひばりちゃんの歌声は、心にジーンとしみるなんて簡単なものではなくて
目を閉じれば鮮明に情景を映し出してくれる。そんな力がある。
そして、愛を感じる♡
ライブで歌われている「愛の賛歌」は秀逸です!泣けます。
美輪明宏さんを超える「愛の賛歌」を唄えるのは、ひばりちゃんしかいない。
と気持ちよく家事を終えた石田隆子です。
さて本題。
ひばりちゃんのように、歌で心情を表現するには才能が必要ですが、
顔で心情を表現すると言う事は、誰でも毎日行っている事です。
笑う、泣く、怒る、
心の動きを顔で表現する。
豊かな表情は人間の特権で、コミュニケーションを円滑にするために発達してきた訳です。
顔で気持ちを伝える為だけに、表情筋と言う筋肉が顔に約30個もついているのです!
表情の認識は世界共通と言う研究結果があります。
喜んでるのかな?
怒ってるのかな?
悲しいのかな?
楽しいのかな?
などの感情が言葉が通じなくても伝わってくるのは「表情」があるからです。
身体で喜怒哀楽を表現し伝えるのは難しいですよね。
高度なコミュニケーションツールである表情ですが、
表情を上手く作れない…と悩む人が増えています。
インスタグラムやFacebookなどSNSで写真や動画を投稿する機会が増えた今、
笑えていない。
無表情が怖すぎる。
こんな顔で人と合っていたと思うと怖い。
など、
自分の表情の癖に気が付く人が増えています。
なぜ??自分の思っていた表情とは異なる表情が写っているのか?
写真や動画を撮影したときは、確かに笑っていたはずなのに、なぜ笑えていないのか?
それは、感情を正しくアウトプットする力が衰えているからです。
正しく表現するための表情筋の機能が衰えているからです。
筋力、柔軟性、バランス、反応などのコーディネーション能力が衰えているからです。
身体の動きで考えてみて下さい。
片足で立つと言う動作
子供の頃は、ほとんどの子が出来ます。
子供の頃は、筋力があり、柔軟性もあり、バランス力もある。
立とうと言う気持ちが強かった訳でも、根性があったからという訳でもありません。
筋肉が本来持っている機能を、果たすことが出来ているからです。
顔の動きで考えてみて下さい。
笑うと言う動作
子供の頃は、ほとんどの子供が正しく笑えます。
子供の頃は、筋力があり、柔軟性もあり、バランス力もある。
笑おうと言う気持ちが強かった訳でも、根性があったからという訳でもありません。
筋肉が本来持っている機能を、果たすことが出来ているからです。
顔の筋肉運動である表情は、感情と深く結びついているので、
心から楽しむことが出来れば、自然と綺麗に笑えるようになると勘違いされやすいのですが、
実は、表情筋の機能が低下していると綺麗に笑う事は出来ないのです。
もちろん、表情筋の機能が向上しても、うわべだけの笑いは作り笑いとして見抜かれてしまいますが・・・。
自然な素敵な笑顔の為には、
「感じる心」と「笑う筋力」
の両方の力が大切と言う事になります。