会った瞬間に良い印象を与える3つのポイント

良い印象を与えるカギは表情にある 

会った瞬間に印象が良いと感じる人もいれば、印象が悪いとを感じてしまう人もいます。

第一印象は5秒で決まり、その印象はよほどのことがない限り、変わることはないと言われていますので、初対面で悪い印象を与えてしまうと、好転させる事はとても難しいのです。
そこで今回は、第一印象を良くするポイントをお伝えします。

 

好印象ポイント1. 言動と表情を一致させる

メラビアンの法則をご存知ですか?

メラビアンの法則とは、アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した概念で、発言者が「視覚情報(外見)」「聴覚情報(話し方)」「言語情報(話しの内容)」において、矛盾した情報を発信した時に、聞き手はどのように受け止めるのか?という法則です。

 

例えば「あなたにお会いできて、とても嬉しいです。」と、ポジティブな言語情報を発信している時に、「口角が下がり無愛想な表情」「暗く小さな声」のように、ネガティブな視覚情報・聴覚情報を発信していた場合、聞き手はどの情報を優先し判断するのか?
それぞれの情報の影響力は以下の通りです。

 

・視覚情報(外見)⇒ 55パーセント

・聴覚情報(話し方)⇒ 38パーセント

・言語情報(話の内容) ⇒ 7パーセント

 

この結果を踏まえると

「あなたにお会いできてとても嬉しいです。」(7%)と言っているけれども、
「口角が下がり無愛想な表情」(55%)で「暗く小さな声」(38%)
という様子から判断すると、この言葉は本心ではないのかもしれない。
本当は嬉しいと思っていないのではないか?と判断されてしまう可能性があると言うことです。

相手に良い印象を与えるためには、話の内容に一致した外見と話し方を心掛けることが大切です。

 

好印象ポイント2. 表情豊かに話す

良い印象を与えるうえで重要な視覚情報ですが、視覚情報において大切な役割を担っているのが表情です。

良い印象の表情と言えば笑顔です。好印象を与えるためには欠かせない表情であることは、言うまでもありません。
その笑顔の魅力をより一層引き立て、印象をさらに良くするカギは表情豊かに話すことです。

楽しい会話の時には、目を細めた笑顔。
真剣な話の時には、口をキリっと閉じ、力のある目。
驚きのある内容であれば、目を見開き、口を大きく開く。
など、内容に合わせて表情を変化させるのです。
表情が豊かな人はとても魅力的に映り、相手に良い印象を与えることが出来ます。

 

好印象ポイント3. 自分の表情を客観的にチェック

豊かな表情が重要とお話ししましたが、ここに大きな問題が潜んでいます。
それは、“自分のイメージしている表情”と“実際にアウトプットしている表情”が異なる「表情のズレ」が生じている人がとても多いと言う事です。

会話中の表情は自分では見えないうえに、表情が悪いなどと指摘してくれる人はほとんどいないため、表情の悪さは気が付きにくいのです。

 

まずやるべきことは、自分がどのような表情をしているのかを認識することです。
イメージ通りの表情が作れているのか?動画で撮って確認してみてください。

 

さらに「表情のズレ」を助長させている原因があります。
それは、表情筋の衰えです。
若い頃は表情筋に張りがあるため、表情にも張りがありイキイキとした印象を与えます。
しかし年を重ねると、表情筋が衰えるため張りは失われ、顔は下へ下へと垂れ下がっていきます。
特に“上まぶた”と“上ホホ”は、加齢とともに垂れ下がりやすいため、やる気がなく疲れた印象を与えてしまいます。
自分では真面目な顔をしているつもりでも、想像以上に垂れ下がった“上まぶた”と“上ホホ”のせいで、仏頂面に見えてしまうことがありますので、「目をしっかりと開く」「ホホを上げる」など意識してみてください。

 

第一印象を良くすることは、豊かな人間関係を築き上げるための第一歩

話の内容に合わせ、的確に顔を変化させる表情は、あなた自身の魅力を一瞬で相手に伝えるパワーを持っています。
表情力を磨きコミュニケーションの輪を広げて行きましょう。

 


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