口の横のしわ マリオネットライン 意外な原因と対策

マリオネットライン発生の意外な原因

誰もが気になる口の横の縦ジワ!!マリオネットラインなんて呼ばれてます。
このシワは正しい対策を講じれば、改善出来るシワです。

加齢による たるみ が原因と思っている人が多いようですが、実は、原因は たるみ だけではありません。
思いもよらない意外な原因が潜んでいるマリオネットライン。
今回は、マリオネットラインが発生する原因と対策をお伝えします。

マリオネットラインが発生する原因 その1)
笑い方

1つ目の原因は「間違えた笑い方」です。
間違えた笑い方をするとマリオネットラインが発生してしまいます。
逆に、正しく笑えばマリオネットラインを予防&改善することが出来ます。

 

では、間違えた笑い方とはどのような笑い方でしょう?
それは、口(口角)を横に引きすぎてしまう笑い方です。
マリオネットラインだけでなく、口の横に沢山のシワが発生してしまいます。

 

正しい笑顔は、口角を斜め上に引き上げて笑います。
口の横の力を抜くとマリオネットラインが目立たなくなります。

 

マリオネットラインが発生する原因 その2)
力を入れる場所

2つ目の原因は「力を入れる場所間違い」です。

前項で口角を斜め上に引き上げると綺麗に笑えると書きましたが、実はそれだけでは不十分で、口角を斜め上に引き上げてもマリオネットラインが発生する場合があります。

少し難しい話になりますが、筋肉には主導筋と拮抗筋と言う筋肉があります。
何らかの動きをする時に、主役となる筋肉が主導筋。
主役の筋肉と反対の動きをする筋肉が拮抗筋です。
筋肉が円滑な運動をするうえで重要な役割を果しているのですが、綺麗な動きをする時のポイントは、主役の筋肉(主導筋)に力が入っている時に、反対の動きをする筋肉(拮抗筋)はリラックスさせること。

 

つまり、笑顔の時には、口角を斜め上に引き上げる表情筋(主導筋)に力が入り、口角を斜め下に引き下げる表情筋(拮抗筋)はリラックスさせることがポイントになります。

拮抗筋がリラックスしていれば、シワの予防改善になるだけでなく、緊張感のない自然で美しい笑顔にもつながります。

間違えた笑顔という表情癖が、自ら マリオネットライン や 口の横のシワ を作ることにつながりますので気を付けて下さい。

 

マリオネットラインが発生する原因 その3)
表情の癖

3つ目の原因は「表情の癖」です。

表情の癖はみな必ずあるものですが、その癖が原因で しわ や たるみ を発生させる場合があります。

そして、マリオネットラインと口の横のしわを発生させる表情癖は
“口をすぼめる癖”と“口を横に引く癖”の二つです。

 

口の横についている「笑筋 しょうきん」と言う表情筋は、口角を横に引く働きをしています。
“口をすぼめる癖”があると、笑筋は常に緩んだ状態になり たるみ を誘発します。
“口を横に引く癖”があると、笑筋は常に緊張状態になり しわ を誘発します。
筋肉の緩みや緊張はそのまま、たるみやしわと言った形になって現われてしまうのです。

 

マリオネットラインが発生する原因 その4)
加齢による筋力の衰え

4つ目の原因は「加齢による顔の筋力の衰え」です。
顔の内側には30種類もの筋肉が付いています。
顔の筋肉も身体の筋肉と同じように、加齢と共に衰えていき、脂肪やヒフを支えきれなくなってしまいます。

すると、脂肪とヒフは重力の方向に垂れ下がり たるみ となって現れます。
口の横の筋力が衰え、脂肪と皮膚がたるむことでマリオネットラインが発生します。
口の横についている筋肉「笑筋 しょうきん」の運動で改善することが出来ます。

 

 

日々何気なく繰り返している表情癖が、未来のあなたの顔を作ります。
悪い癖を繰り返せば、しわ や たるみ を自分で作ることになってしまいますが、悪い癖を正せば、しわ や たるみ を予防、改善することも出来ます。
程よく力の抜けた明るい豊かな表情は、しわ たるみ の予防につながります。
表情筋を正しく動かして、自分で素敵な顔に育てていきましょう。