口角が上がらない悩みは解消できます

先日、受講者から、こんな話を伺いました。

 

「他の笑顔レッスンに行ったのですが、その先生に、口角が上がりませんね…。頬も上がりませんね。と言われ、やっぱり私は笑えない人なんだ…。と落ち込んでしまいました。」

と言うのです。

 

しかし、
笑えるようになりたい気持ちを諦めきれず
他に先生はいないかと探し
私を見つけて、いらして下さったそうです。

 

最近、この受講者のように
他の笑顔レッスンに行ったけれども満足できず
私のレッスンにいらして下さる方が増えています。
私は、このような話を聞くたびに、複雑な気持ちになります。

 

私が表情筋トレーニングを始めて12年になります。
始めたばかりの頃は
顔のトレーニング自体が殆ど知られておらず
トレーニング方法も数が少なく
書店に並んでいる表情筋トレーニングの本は
フェイスニングしかありませんでした。

 

最近では、
顔のトレーニングもだいぶ認知され
フェイスニング以外にも、様々な表情筋トレーニング方法が世に出ています。

 

顔も身体のように
健康や美容のために運動をするメリットを知って頂く機会が増え
とても嬉しく思っています。

 

ところが
素晴らしいトレーニング方法がある一方で
技術や知識のない人が開発した
オリジナルのトレーニング方法や
笑顔練習方法が出回っているのも事実です。

 

流行があれば
間違った方法が生まれてしまう事は、仕方がないことだとは思います。
しかし
プロとしての技術や知識がないために
受講者を傷つけてしまうようなことがあっては絶対にいけません。

 

「笑えない」と悩む人の中には
子供の頃から顔にコンプレックスを抱いていたり
病気や事故に遭い、自分の顔に違和感を感じていたり
様々な事情を抱えている場合も多いのです。

 

そのような悩みを持った人に
安易な気持ちで言った
「口角、上がりませんね。」
と言う言葉が
受講者を深く傷つけてしまうことを知るべきです。

 

口角が上がらないのであれば、
「なぜ上がらないのか」を説明し
「解決方法」を提案し
「問題解決の手助け」をするのがプロです。

 

それをしないままに
レッスンを終了させてしまう事は
指導者として、あるまじき行為だと思います。

 

出会いは一期一会です。
私を選んで下さった人の望みは
全員叶えてあげたい!
私は本気で、そう思っています。

 

そんな熱い思いを秘め
真摯に受講者に向き合いながらも
レッスンは出来るだけ楽しく、無理なく、目標達成をさせてあげたい!
と心がけています。

 

ちょっと感情的になってしまいました。
最後まで読んでくださりありがとうございました。